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住んでいる人に気付かれず、いつしか大きな被害をもたらすシロアリ。
普段は土の中や木の中を移動するため、なかなか見つけにくく、気付いた時にはすでに土台や柱の中がスカスカということも珍しくありません。
シロアリの好む環境は、気温20~26度、湿度60%くらいの場所。水を使う浴室や洗面所、トイレなどは特に注意が必要です。
シロアリは普段、土の中や木の中に隠れていて、市販の殺虫剤などでは効果はまったく期待できません。 巣に隠れているシロアリを防除するには、やはりプロの手を借りるのがベストです。
シロアリの防除は、基本的に土壌処理と木部処理の2つです。この両方を行うことで、シロアリを根本的に防除します。
また、薬剤の効果期間から、再処理は5年を目途に行うのが理想的です。適切な防除と適切な処理サイクルで、家を守ることができます。
土壌処理
シロアリの被害を予防するには、シロアリを建物の内側に入れないこと。シロアリは土の中を通って侵入してきます。 そのルートの土壌を薬剤で処理してシャットアウトします。
木部処理
シロアリの被害を最大に受ける木部は、入念な処理が必要です。 木の表面に薬剤を吹き付ける、刷毛で塗布、木材や壁にあけ薬液を注入といった方法があります。